Odyssey102’s diary

考え過ぎた時の研究発表。思いつきの結果発表。音楽や楽器や練習法などの個人的見解。辛口だけど正直がモットーのBlog

タモリさんがジャズについてこんな事を言っていた。

「ジャズっていうのは、
実はジャズっていう音楽があるわけではない。
ジャズっていうジャンルがある訳でなく
ただジャズな人がいるだけ。
ジャズな人が演奏する音楽がジャズになる。」

タモリ

 

 

自分もそう思う。

こういう本質は音楽大学でたからって身につくものでもない

だから大変なんだよなぁ

食品偽装

ここ最近、次々に一流ホテル、デパートなどでの食材偽装が発覚。
日本人のモラルがとわれている。
偽装に対し経営者達や責任者たちはあくまでも誤表示だと嘯く。

合成肉だろうが味ではわからないから。一般人も口を鍛える必要があるのか、、、。


客の知識、教養、文化レベルが必要ではあるが、、、。
ブランド、肩書きに騙されるよ。人間だもの。素人だもの。

馬鹿にしてるんじゃねーよ。


音楽で言ったら、口パクや当て振りが偽装になるのかな

2013/NOV/10 sun

パクりパクられ。真似し真似され。

パクリについて

Tim Burton監督のディズニー映画。Alice in wonderland
 この話のオリジナルはかなり歴史をさかのぼることになるのだが、
Timの映像の世界観を見て感じたことは、宮崎駿の、千と千尋の神隠し。と似ていることだ。

日本のアニメ。手塚治虫。ディズニーに影響され、ジャングル大帝が逆にディズニーにパクられ、、、。

音楽、JAZZの世界でもそうだ。影響をされ、ただの模倣、手柄の横取りでなく。リスペクトをし、お互いを刺激しあい高めあえるならば。よい。

ただ苦労して生み出したものを勝手にパクられると、たとえそれが自分の作品でなくても、ちかしいひとや、日本のものが中国をはじめアメリカ、諸外国に真似され、我が物顔され、さらにその上を行かれたものなら、腹が立つ。
まあ諸外国との文化、技術、発明のどちらがオリジナルかという問題はコロンブスの卵なので別の機会に論じましょう。

人から、また誰かの、どこかの国、などとにかくアイデア、など影響を受け、それを自分に取り込むときは、された相手の気持ちを熟慮する必要が一度以上必要であろう。
真似るのは、無意識、無神経であれば簡単だ。
生み出すのはカッコイイし大変だし時間もかかる。

ただリスペクトが大事だ。

どんなにリスペクトされても真似をされて、さらにその上をいかれ、しかもそのおかげで自分を真似した相手が地位も名誉もお金も上をいかれるのは甚だ遺憾であるものだ。

だからこそ慎重なケア、リスペクトが必要だ。

真似だけして得意な顔してる奴は最悪にダサい。アマチュアが憧れて真似てる分にはカワイラシイと思えるが、芸術家風情が他人のアイデアで金儲け企んでるのは繊細さのカケラもなく見苦しい。真似が上手なんですねって。モノマネ芸人みたいにそれが得意な人間もいるし、それで生活していく芸の世界も知っているから否定はまったくしていないけれど、そのモノマネ止まりの作品とその先を行く何かの違いは、何なのだろうか?金をはらう客の教養、感受性、文化レベルも問われる。その部分はやっぱりヨーロッパのほうが進んでいるのかな?


だからといって、オリジナルであることにこだわりすぎると、狭くなっていってしまうので、注意が必要だ。何がオリジナルか?前人未到。前人未踏。
ここまで来たら世界の果てだろうと思ったら、御釈迦様の手のひらの上であったという西遊記のワンシーンも思い浮かぶ。が、チャレンジは続けたい。過程が大事なんだ。


ニュートラル。

2013.NOV.13  一気に寒くなった晩秋。Alice in wonderlandに取り組む。

ギターという楽器。と発想法

ピアノ、サックス、トランペット、ドラム、バイオリン、etc...世の中には様々な楽器があります。

そのなかでギターという楽器について。

 

ギターは弦が6本張ってあるだけで、ピアノのように黒鍵、白鍵にわかれているわけではなく、音は指板の上にあるフレットで区切られクロマチック(半音階)に並んでいるだけだ。

これの強みは移調への対応だ。ピアノ、サックス、トランペットなどは例えば半音上に移調すると全ての運指を変えなければいけないのだが、ギターはポジションを横にずらすだけでよいのだ。(音符なんかわからなくても、耳と感覚で弾けてしまうのだ 笑)
 

サックス、トランペット、フルートなどは多少、変え指などはあれど、ピアノに至ってはまったくなく、例として、いわゆるひとつのオクターブ上のCの音といえば、絶対的にひとつの場所にしかない。

 だが、ギターの場合は、一つのオクターブ上のCの音は、指板上に多数存在する。このことにより、一つのフレーズを弾くのに何通りもの運指法が考えられる。

 

つまり正解は一つじゃない。

 

運指の違いでニュアンスやトーンがかわってくるのだが、そこに個性が出る。

ギタリストは常にその複数あるやり方にジレンマを感じつつも、色々なやり方があることを受け入れ、なにがベストなのだろうか?と様々な方法を探っているのだ。

 

こういったことは日々の発想法にも少なくとも影響してくるはずだ。

 

息の詰まるような日常の生活や仕事に

ギタリスト的発想法もよいのではなかろうか?

 

ちなみに日本のjazzpianoの巨匠、菅野邦彦さんが作った未来鍵盤というピアノは白鍵、黒鍵が横一直線にならんでいる。すごい!イノベーションだ。

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再生速度を落として音楽を聴く。ミクロの世界。

アインシュタイン特殊相対性理論について、

わかりやすく考えるために

「光の速度を1000万分の1にする」

のだという。

 

このやり方、考え方と同様に、、

 

音楽も再生速度を落として聴いてみる。

 

正直、昔はそんなものを使うなんてカッコ悪いしマニアックな機材だと思っていたが、

現在では、スマホ等があれば、再生速度をコントロールでき、しかもループ再生までできてしまうようなアプリが無料で簡単に手に入る。

 

コレはオモシロイ発見がある⁉︎

 

それをつかって、Sonny Rollinsの"Bridge"に収録されている、

"God bless the child"のエンディングのカデンツァを聴いてみよう!!